リコーダーはブロック(口栓)の入っているフルート(笛)という意味から、ドイツ語ではブロックフレーテと呼ばれます。

昨年夏に注文していた、この口栓の材木(北米産)がやってきました。

e0350781_16290973.jpg


古くからお付き合いのある服部商店さんが直接現地へ赴き、多くの労力をかけて買い付けてくださいました。

e0350781_16290946.jpg


この素材の呼び名はイロイロあります。

リコーダー製作家のあいだでは “フロリダシダー" という愛称が一般的です。

ところが材木屋さんに注文するときには その店によって、 “ベイスギ(米杉)“ 、 “サザンレッドシダー“、 “ウェスタンレッドシダー“、 あるいは “アロマティックシダー“、と呼び方も様々です。


e0350781_16291020.jpg


e0350781_17183347.jpg



厚みの違う、約100本の材木をご覧の通りの人海戦術で工場に運びます。

ちなみにトーテムポールはこの木で作られているそうです。


e0350781_16291085.jpg


以前は使用するピンクの部分が美しく拡がっていましたが、最近は良質の素材が少なくなりました。

早速、材木を切った端(木口)からヒビや割れが入らないように、割れ止め液を塗布します。

e0350781_16291104.jpg


e0350781_16291194.jpg


これから数年乾燥させた後加工を始め、徐々にリコーダーのブロックになっていきます。

e0350781_16291162.jpg


e0350781_16540488.jpg


この木はヒノキ科に属し、今工場は甘い香りでいっぱいです。

今晩ここで眠ると、アロマの中で癒されてぐっすりと熟睡できるかも知れませんね。


by takeyama-recorder | 2017-02-01 14:41