2017年 08月 10日
カエデ材②
竹山ではリコーダーを作る以前、紡績のボビンでカエデ材を頻繁に使っていました。
工房での呼び名はカエデよりも「モミジ」と呼ばれていました。
入ってくるカエデ材の中には美しい杢目の素材も混じっています。
虎杢(縮み杢)・・工房ではトラメと呼んでいます。
鳥眼杢(バーズアイ)
それぞれリコーダーに仕上がるとこのような美しい仕上がりになります。
立体感のある複雑な模様が、加工を進めるにつれ浮き出てきます。
この杢目の仕上がりが好きな方は多いのですが、加工は通常の材木と比べると手間がかかり製作者泣かせです。
by takeyama-recorder
| 2017-08-10 12:00